ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

新祐チャンの純情~2015

yuuji

数年前に書いた日誌が見つかって、
前にもアップした記憶があるのだが~、
それが面白く感じで書き直したりして当時を振り返ってみたりして悦に入っているのであった…。
別に本になるワケでもないのに…そんなことしてどうするの~?
なんて聞かないでくれ~。

著名な人のなら興味も湧くだろうが、
よろしかったら…長いけど…。

11:45 2007/06/14
第二弾! 祐ちゃんの純情!
オレが17歳の時。
田舎は長野県信濃大町(実家からはチョット遠い)にあったキャバレー『さくま』・・・・・
っと、こう描いただけで懐かしき心がついつい疼いてしまうオレの青春の思い出!
プロとしての、又一人暮らしの始まりでもあり、
それは1972年夏の暑い日、
ユウジのドラマーになるためのドラマが始まった歳なのであった。

サ~困ったゾ! 
キャバレー「さくま」のオーディションを取り敢えずは合格した。
が、今思うと、その時の先輩ドラマーだった丸さんこと丸山省吾氏は、
数年後、大きな夢を胸に秘め上京を急ぐオレのケースと全く状況は同じように、
多少ヤバい部分はありはしたが、
バンマスに「良いズラ~」っと進言し、
数日間引き継ぎのようなことをして早々と上京してしまった。

さて、何が困ったかって~?
それは譜面である。
横で丸さんが教えてくれていたからこそそれなりに演れたワケだし、
「これってどう読んでどう叩けば~?」教えを請うことこそ出来たのであるが、
丸さんがいなくなっちゃったら教えをこ…そんな簡単に読めて即座に演奏出来るワケがない。

それでもナントカ頑張って必死になりながらも勉強していくうち、
自分流ではあるが、読み方を習得していったようだ。

早く読めて、良いプレーヤーにならないと…といった危機感を感じながら、
練習時間をたくさんとって、
まさに実践を伴う毎日は否応でも上達は早くなるというものである(自分で言う~?)。

イヤ!
何しろ極力単位間で修得しなければいけなかったのだ。
って言うのは、たとえ田舎のキャバレーといえども毎日ショウがあるからネ~!

キャバレー『サクマ』には元々所属している専属歌手が二人いました。
以前とても美人で人格者でもあり、超有名な芸子はんで、
それをスケベバンマスの伊藤さんがモノにした菊姉さん、
そして前川 ヒロシさんの二人であった。

そしてショータイムには、
あの憧れである東京の事務所から、
歌い手さんやら踊り子さん、
踊り子さんといえば殆どがヌードである。
ウッシッシ…失礼…。

また漫才やら色んな芸人さんが来るのであった。

時にマジックもあれば無茶苦茶ゴイス(凄い)なドラマー
(もの凄いスピードで叩く、歌、笛をうまく駆使しながら、やはりもの凄い早さでドラムを叩く)が来たり、

ビートキヨシも来た。
そのときの相方はタケシではなかった~? と思う。
店が終わってから一緒に飲んだ。
ホステスとくっついた、
これホント、まだ売れる前の話である。

金粉ショーなんてのもあって、
これには笑えない~ケド笑える話があった。

全身に金粉を塗って踊る。
皮膚呼吸の関係で、ある一定の時間までに体を洗い流さないと危険な状態となるらしい。

渡された譜面 にもテンポが記入されていて、
普通にいけば余裕で時間内に終わる筈であった!
筈であった!
っということは、普通でなかった瞬間が存在したことを意味するのです。

今に思うと当時のバンマス伊藤のオヤジ。
割といい加減な所があって、
「ありゃ~? こんくらいだっけなぁテンポ?…まぁいいや、
アァ~ ワ~ン ァ ツ~ ァ スリ~ァ ホ~」
すごく遅いテンポで出てしまったからダンサーはたまったもんじゃない!

ショーがスタートして4分後あたり…金粉ダンサー顔色が変わった(金粉で見えるかい?)!
金粉兄ちゃん手を小刻みに振り振りしてバンドマンに何かアピール。
バンマスはもうお酒が入っていてウトウトしかかってるし、
他のメンバーは目は譜面に釘付け、
たまたま目があった金粉野郎とオレ。
手の振り振りが上に向けてだと、
「テンポ上げヨッ!」の合図、
手の振りが下へだと「テンポ下げて」、
なんていう合図をテンポ勘の悪いオイラがしょっちゅう目にするのはもっと後のことである。

「伊藤さん伊藤さん!」バンマスに異変報告。
ようやく伊藤のオヤジは異変に気づき、
テンポを急激にアップ、無事、事なきを得た。

後で金粉兄ちゃんに怒られるのはバンマスではなく新米のオレなのであった。

ショウ~と言えば、
比較的多いアレ、あれ、それはお馴染みストリップ!
ショウによってはもの凄く難しいスコアーの時もあれば、
ウッシッシ…失礼!

メモリー(適当にスタンダードを演奏して良いよって事。これだと譜面 見なくて良いので、ストリップに集中でき…)も有り、
ショウが変わって初日にはどんな譜面 が来るのか?
最初のうちはコワくて恐ろしくてどうしようもなかったのだけれども、
譜面に慣れてくると怖いような、楽しみなような。

しかももっと譜面が読めるようになってくると、
メモリーや簡単な譜面にはガッカリするようになって行くのにさほど時間はかからなかった。
ガッカリしながらも…目は…ダンサーの~ ウッシッシ~失礼

ホンのたま~に素晴らしいアレンジに出くわす事もあって、
譜面の右上を見ると~NORIO・MAEDA~なんてサインが見えたり…。

そんな時は ミュウジシャン冥利に尽きるワケでございます。

そしてなんと言ってもショウとしての頻度の高いのは歌い手さんである。
お客は男が多いからやはり女性歌手に限られる。
もちろん演歌、ポップス etc.

当然譜面を手にいろんな人が来ました。
約2週間単位で交代していく、
というスケジュールのようでした。

このころ、オレは沢山練習したな~!

朝は家で板を叩いて。
当時練習パットなんて洒落たものなど無く、
どこかで拾ってきた分厚い板。

それを毎日毎日コツコツと…。
小さなことからコツコツと…なぁ~んて。

ロック野郎だったオレはいつの間にやらジャズに染まり。
ジャズならレギュラーグリップでしょう!
ってんでリギュラーグリップの練習に明け暮れた。

午後は店に行ってセットで練習。

それから銭湯に行って汗を流す。

飯を食らっていざ本番の毎日!

店が終わってから今度は付き合いで酒飲みの世界。
そのうち店に入る前から行きつけの店「シャモニー」に寄って、
ボトルキープ(サントリー・whiteしかも大ボトル)を出してもらい一杯引っかけから店に入って演奏。

知っている人も多いと思いますが、
オイラらは酒好きです。

毎晩毎晩、ボーイさんや、友人、バンド仲間等、
毎晩毎晩飲みに連れられて行ったのが、

今となって思うと毎晩飲むのが習慣になってしまった要因ではないでしょうか、
というか、もともと好きで強かったと言う事もありますが…。

でもソレジャ アル中ジャン! はい!

もうこの頃から~アルチュハイマー症候群だったワケであります。

そして恋らしき恋をしたのもこの時。
自分で言うのも何だが、
それはそれは、まるでTVドラマのようなストーリーなのだったのである。


続・祐ちゃんの純情!

この前はどこで終わったっけナー?  
そうそう、TVドラマのようなラブストーリー!まさにドラマー!
だっけね!
では行ってみよー!
~    
いつものように店で練習していると電話が鳴った、
誰も出ないようなのでオレが出る。
「歌手の~~です。今大町駅に着いたんですけど」、
「あれ~?専務がお迎えに行ってないですか~?」
いつもならば専務が迎えに行っているはずなのになー、あのスケベ専務が~、
と思いながら…「じゃボクが迎えに行きますからそこで待ってて下さい」
そんな訳で私が駅にお迎えに行くことに成りました。

これがすでに運命めいていませんか?

駅に着き、お会いしてみるとアラマぁ~!綺麗かつ素敵な方。
ちょいとドキッ~! なのであった。

…続く…

続くンカイ~チャンチャンコぉ~!

◆今日の【lesson・練習日誌】
一人目Uさんはエレクトーン講師でもある~ってことは、
ドラムもそうだがgrooveに強い興味を持っている。
またマニアックなexercise…五種類の4分音符(・4分・8分・3連・16分・16のswing)をplay!をやった。
何時スティックを上げるか?からoff・upbeatを学ぶのだ。

二人目はPM●ドラム講師でもある山チャン。
前回レクチャーした大人数Saxセクションとの発表会演奏。
プレイバックを聴きアドバイス。
「brushが楽しくなりました」に、
「それはね~以前はただ回してただけだったけどヂュ~ア~とかダァ~アとか歌わせたことで何をどうプレイしたら良いのかを理解したんだよ」
と答えながら…
「ナカノ~brushってのはなぁ~ただ擦ってりゃ良いってもんじゃないんだぞ~」
「ヘイ」
「焼きそば焼いてるんじゃないんだからな~」
「…ワ~ン」

今田さんとの会話を思い出したとさ~。

お待たせしました~「ドラ親父ユージの青春日誌~!」
えぇ?誰も待ってないって?

お暇なぁら~ユージの恋バナ編「大町の芝女王」

前話 ~ いつものように店で練習していると電話が鳴った、
誰も出ないようなのでオレが出る。
「歌手の~~です。今大町駅に着いたんですけど」、
「あれ~?専務がお迎えに行ってないですか~?」
いつもならば専務が迎えに行っているはずなのになー、あのスケベ専務が~、
と思いながら…「じゃボクが迎えに行きますからそこで待ってて下さい」
そんな訳で私が駅にお迎えに行くことに成りました。

これがすでに運命めいていませんか?

駅に着き、お会いしてみるとアラマぁ~!綺麗かつ素敵な方。
ちょいとドキッ~! なのであった。

取り合えず店にお連れして色々お話などするとぉ。
結構気が合うズラ~(長野弁)。    

そんなこともあってその日のショウはなんかもうドキドキユージでした。
歌も演歌歌謡ではなくボクの好きなポップス系、
しかも結構上手いし、第一スタイルが良い。

無事ショウが終わり、
営業が終了し、お客もいなくなると、
片付けの終わった店の一角で店の残った者で飲む事がある。

スケベ専務、そしてどスケベ社長もいつもは居たりするのだが、
その日は偶然小人数だった。

~これがすでに運命めいていませんか? ~ 又カヨ!

そこにショウの人(彼女の持ち歌より「シバの女王」と命名された)も加わって、
良い感じで飲み会がスタートした。

そして恋に落ちた祐ちゃんなのであった。

…何故かこの時東京からアソビに来てた丸さんもいたっけ?…

その日の晩… ・・・∴~♀・童@#・・£ ̄{・/貞∞≦♀・※★♀・ 書けまへん~!

そして芝の女王とは、
毎日練習し、そしてデートをするまでに発展していったのだ!

そしてなんと!
ちょっとした悲しい結末が待っていたなんてことはこの頃純情無垢だったユージは知るよしもなかった。

「一時話題を変える」
・「祐チャン日記」
自慢ではないが(自慢でもある)、
俺の初ステージ、しかも大舞台でのデビュー。
それは16歳!高一の真面目な時だった。

真面目な割には、悪い仲間が周りにいて(ただ若干社会からドロップアウトした感の奴ら)が、
なんとロックコンサートを松本市民会館で主催してしまったのだった。
 
当然自分たちのバンドでの動員は難しく、
松本地区で当時有名だったプロのRock・Band、
それからアマチュアでも知名度のあるバンドを見繕って開催された。
~ちゃんとギャラ払ったんかナ~?~

途中出演者の中に未成年者(オレ)がいることを聞きつけ、
パチンコ屋などで顔見知りとなった婦人警官関係と(どこがマジメやネン)イザコザ等有ったりして、
決してスムーズでは無かったにしろ、
何とかやり遂げることが出来た。

タイトルはただの『Rock Festival』
前売りチケットを一杯売って一儲けをたくらんだ悪仲間のリーダーは小林さん。
チケットに書かれた文字は「THE! LOOK FESTIVAL」。
~見てドウスル~
後で笑われることとなる。   

~気付かなかった俺たちもオレたちズラ~

コンサート数日後、パチンコ屋でママポリ(婦人警官)と三度遭遇。
捕まるが最終的には「ドラム頑張ってね」と言われ見逃してくれた。

~どこがマジメやねん~

もしも見逃してくれなかったら…停学~?
それとも退学~?

もっとも~名門(?)松商学園は1年で卒業となる。
それも自願退学という形で。

って言うことは、ボクの最終学歴は~中卒ってことになる。
もう時効だから言うが、
ヤマ○講師は最終学歴高校となっていたので…ウソも方便だったのだったぁ。
もしそれがバレタとしても、
「でも良い講師を取りたいでしょう?」っていうつもりだった。

退学して学校も行かず、
仕事もせず、ただドラムをぶっ叩いている。
といった状況は、世間体的にも人間的にもあまり良い状態とは云えない時期があった。

後に悪仲間であり大親友伊藤友の紹介で「信濃大町のキャバレーでドラマーを探しているってさ、
うちの親父がそこでバンマスやってるんだ、中野やらね~か~?ボーイも探しているっていうからオレも行こうと思って、
どうだ、一緒に行かね~か?」
と聞きつけ一にもなくその話に乗り、
同級生や、一般社会の人たちとのストーリーと、
若干違ったドラマへと入っていったのだった。

ジャズに突入した一番大きなきっかけ、
それはMilesDavisの来日だった。

それも1970年代マイルスがエレクトリックになった頃のバンドだ。
キャバレー演奏の合間にテレビ観戦!
ベースの堀内などと「マイルステレビでやるってぞ」「観るべ観るべ」。
バカデッカイヤマハのスピーカーがドォーッンと並び、
ロックのリズムが展開しされながら緞帳が少しずつ上がってメンバーを捕らえていく。
「す、すげ~」
「ほんとすげぇ~ズラ~」
「これって~ジャズ~?」
「マイルスだもの…ジャズずら~?」
「…ところでぇ~マイルスってどの人~?」
メンバー一人としてマイルスを知らなかった。

という~今だから笑えるホントの話なのであった。

これにはホント~まいるス。

がしかし!この時の熱き演奏にはとても衝撃を受けたユウジだった。

それまでFMラジオなどで、結構ジャズjazz番組は多かったのである。
名盤はもとより、日本人プレーヤーの演奏も取り上げられていて、
大野雄二トリオ、ベースが本田栄三、
数年後この本田氏とは岡山で仕事をご一緒させていただく。

ちなみにこの時のメンバーも結構良かった。
ギターが橋やんこと橋本信二。
バイブが水戸部さん。サックスが尾山修氏だった。
全員大先輩だった。
いじめられた~いや、

可愛がっていただいたのであった。
その話もいずれ出てくるであろうから話を元に戻して、

… 続く カヨ! 

恋バナは次に…チャンチャンコぉ~!


14:55 2015/04/10

10:24 2015/04/11

今日の一句…

~また病気ぃ~ 金も無いのにお買い物ぉ~ アップルウぉっち~ちゅうもんすぅ~

…続き~ 

祐ちゃんの純情?

約二週間の契約で、
大町はキャバレー『サクマ』(地元ではキャバレー悪魔と呼ばれていた)に歌手として来ていた「シヴァの女王」と僕、
次第にひかれ合って行くのにそう時間は掛からなかった。

「二十歳になったら上京するんだ!」
うら若き祐ちゃんのツブラナ瞳で(今は濁ってるってぇ~ホットイテ~!)相談にのってもらったり。
いつものように店で練習しているとシヴァは控え室から出てきてピアノを弾いて一緒にアンサンブルしたり、

夜は店が終わってから一緒に飲んだり、
昼間待ち合わせて公園に行ったりもした。

世間的に言う デート、ってやつだ。
まさに18歳の純情!
シヴァは今思うに当時30歳位 だったかナー?

そういうオレは還暦迎えたし…シヴァの女王は…もうこの世にいない?
なんてふと思ったりして…

そして楽しかった2週間も過ぎ、
いよいよ楽日(業界用語興行の最終日の事、千秋楽で らくびと読む)。
次の仕事場へと向かう為その日の出演を終えたシヴァ、

夜中発の列車に乗るため我々が演奏中にステージ脇をすすり抜け、
出口に向かう時に目で交わした挨拶は僕にとってとっても悲しい感情を演奏中にもたらせてくれた。

イチマツの寂しさを胸にステージを降り控え室に向かっている時、
店の出口付近で電話が鳴った。
「中野、お前にだ」ドスケベー社長から受話器を渡される。

「今から電車に乗るの」シヴァからだった。
「楽しかった」と言う事と、
「今電車に乗る所、明日の仕事はキャンセル出来るけど これに乗った方が良いかなー」

…「仕事はちゃんとしないと駄目だよ」と僕…
「分かった、さよなら」

もちろん 本音は~「もっと一緒にいたかった!」である。 

強がりしか出せなかった当時ユウジはとっても純情なのであった。
今もそうだが・・・・・???

今のオレだったら「分かった、すぐそっちに向かうから」なのになぁ~ザンネン。

それからしばらくの間 哀愁が僕の周りに住み着いた。
辛い事があっても、いずれ時間がそれを忘れさせてくれる。
ただそれだけを信じて、時々思い出される光景を愛おしく思いながら…。

恋愛に関してどうにか少しくらい積極になれるようになるにはかなりの時間を要した。
イケネ~余計なことを…。

そして、正常になり掛けた数ヵ月後!
再び僕の前に…あの シヴァが!

そして…

祐ちゃんの純情!は~続くのであったぁ~チャンチャンコぉ~!


11:44 2015/04/12

【lesson・練習日誌】&祐チャンの純情~412

天気の良い日曜日、
slowjog45分~の筈が20分経過した位から腰の腰痛が痛み出し、
ストレッチに変更。

多摩川沿いからの帰り道、
我がwalkingコースの彼方此方に楽しそうな、幸せそうなファミリーの姿が見える。

~自分の小さい頃は父ちゃん母ちゃんに可愛がってもらったんだろうな?
良いなぁ~ファミリー~今世では無理だったようだ~ってなことを考えながら帰ってきた。

さて、祐チャンの純情~続きの書き直しを…
さぁ~ 困ったぞぉ!

もったい付けたワリにはそれほど期待に添えないストーリーかも知れない!
まさか誰か殺してフィクションにするワケにもいかないしぃ…、

チョット少し話変えてまたもったいつけよっと…って~コラコラ!
我が青春の街、信濃大町は松本から安曇野を通る大糸線で小一時間ほどにある街だ。

そんな信濃大町の田舎にも、
ジャズ大好き夫婦が営業していた「かつき」というJazz喫茶が白塩町名店街アーケード街にあって、
ここでいろんなレコードを聴きまくり、
色んなジャズ情報を仕入れることが出来た。

マスターであるかつきさんは今思うと、
結構日本のジャズが好きだったみたいだった。
オレも時々日本の人のジャズを聴きたくなることがある。
ここで良く耳にした名盤は…

後に上京して教えを請う事に成る、
ジョージ大塚のアルバムで特に印象的なのはドラマーのジャックディジョネットがピアノを弾いた、
「ジャッキーボード」、
鈴木勲「ブロウアップ」もタイコはジョージ氏、
これも大名盤だと思う。

大ファンである日野皓正は「イントュエターティニー」(二枚組)
「ジャーニーイントュマイマインド」共に愛聴盤であり後にCDも購入。

今は亡きトコさん(日野元彦)に「あれは名盤ですよねー」っとお聞きしたところ、
「ウ~ン一杯レコーディングしたから覚えてないんだよ~」ガクっ。
そして上京後とてもお世話に成ることとなる今田勝さんの色んなアルバムも聴かせてもらった。
この頃良く聴いて好きだったポピーという曲を、
まさか後に一緒に演奏するようになるとは!
また、新宿のライブハウス「タロー」で土井さんのTrioの時日野さんがアソビ来てご一緒出来ることも、
この時ユウジは知るよしもない。

何しろこの頃のジャズは特に熱かった!
たまたま休日が取れて上京、丸さん宅に泊めてもらいライブハウス巡り。
今は無くなってしまったが新宿「タロー」ここも上京後に出演する事となりました…

歌舞伎町の中にあって狭い階段を上がっていくのです。
有名なバンド以外はお客さんの入りが少なく、
ある日お客ゼロの日があり、
帰りの階段を下りていくとそこにジキコが寝ていた。
と言うことも今では笑い話しです…

土井一郎trioで出演中…
「いっしょに演って良いかな~」と言う声が客席から届いた。
「ずいぶんズーズーしい人がいるモンだ」いぶかしげに客席を観るも暗くて見え難い、
そしてその本人は、「日野だけど!」
なんとあのトランペット日野皓正(tp)が土井さんの「どうぞ」の言葉も終わらぬうち、
トランペットをあわただしくケースから出したと思うとステージに上がってきた。
「何やる~?」
「Maiden Voyage 」と土井さん、
「OH~ 良いねぇ」例のピアノイントロから始まる。
ステージが終了~と思ったら、
♪~チュラタタ~チュラタラララ~ン~チュラチュラパラチュラ~ン~♪
日野さんがいきなりstraight no chaserのテーマを吹き出すではないか、
慌てて我々も2コーラス目から付ける。
日野さんニヤッとする。
メディアムだったテンポは次第に熱くなっていくgig!

何か気配を感じ日野さんを見るとさっと指を二本上げるのが見えた。

親指を一本下に下げるのは~ぜひとも勘弁してほしい。
そしてやはり中指を一本上に上げるのもご勘弁を~。

これは倍テンに行こう!
~倍テン といってもkioskではありません~

いくらOh脳~!でも倍テンの合図と気付かないほどのボンクラユウジではない!

即付ける。
ドンドン仕切って行っちゃう日野さん、
集中していないと置いてきぼり食ってしまう、
終わってから 「スイングしていて良かったよ!」と社交辞令を頂いた思い出が!

再び…シヴァの女王…

そうそうあれから数ヶ月後、
実はシヴァが来たのでした。
 
聞くと自分から『サクマ』に行きたい!
っと事務所に志願して来たそうだ。

人と話す時は目を見て話そうとする僕は、
シヴァに見つめられるとつい目を反らしてしまう。
皆は信じてくれないが、俺、ジャなくて、僕 は純情なのだ!
しかもシャイだ!(同じ意味だって)
今だにその本質は変わらない(マジです)。  

一回目の出逢いに比べたら、
二回目の方がどうやら積極的になれた。
前の時には「ユウジは明日何やってるの~?」
「別に~練習して~それから飯食って…」
「それよりどこか連れてってよ」
「…う~ん…」
「はい!決まり、じゃ11時にマツヤ(1Fがパチンコ屋、二階が喫茶店)ね!」
「わかった」

デートしたり誘ったりするのは自分からでなく、
殆どシヴァが先導してくれていたのだが、
「ねぇ、明日木崎湖でも行こうか~?」
今回は自分から誘う事が出来た。
チョット大人に成ったのですね!


ユウジの積極性に驚くもシヴァは嬉しそうだった。 
練習も欠かさなかったが、
デートも良くした~ってことは練習かかさないとデートなんか出来ましぇん。 

この頃 既に店では我々のことが噂になっていて、
それをからかう者もいた。
真面目な僕は赤い顔になりながら「そんな事無いヨー、そんな事有るモンカー!」、
等と しらじらしくバックレるのだがあまりにもバレバレであった。
デモ、内心はかまってくれて嬉しかったりして。

…この辺読んでて色んな光景が思い出されるのと、こっぱずかしいのとが入り交じって変な感じぃ…

実はボク…初恋はムチャクチャ早くて幼稚園の時だった。
~なんだ突然~
小学校時代、そして中学時代も、結構恋多きユージの純情だった。
~まぁ 早い話~ベ~スケ ってこと~
でも積極的には出られないのは~相変わらずなのであった。

そしてこの時が生まれて始めての相思相愛? 
シヴァにとってはもしかしたら遊びだったかも知れないけど。
演奏していても控え室でシヴァが聴いていると思うと~シンミリ。
あるいは張り切りすぎて「中野~ ウルサイ!」バンマスに怒られたり。

ステージに出て来てきて、
歌う合間に目と目が合ったり、
わざと外してみたり!

もの凄い充実感。
~愛のパワーって凄まじいのですね~って、何言ってやがる!

「さくま」から歩いて3分くらいの所に今も帰ったら寄る事にしている「やち」という飲み屋さんがあり、
演奏の合間にそこで良く飲んだ。

そしてそれは、ある日シヴァをその店で待ち合わせした時の話だ。
僕等より少し早く終わったシヴァは先に「やち」へ、 
僕もラストステージを済ませ、
急いで着替え「やち」へまっしぐら! 

ドアを開けると当然シヴァは居たのだが、
他のお客さんと仲良く飲んでいた場面を観る。

まだまだ大人に成り切れてないユウジは…「ムッ」としてしまった。
そう! 
jealousy~しかも強力な~ヤツ!
それは今も変わらないようだから人を好きになるのが~辛い!
…おっと余計な情報でした。
~だいいちユージを好きになるヤツってぇ~のがいないんだからNo問題~ってホットイテ~!

そしてそのジェラシーから~悲しい別れとなってしまったのであった。

…続く~?
クエスチョンマークカヨ!…チャンチャンコぉ~!

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