ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

【タンタタの法則 トコさんの教えてくれたモーション】

325・タンタタの法則 トコさんの教えてくれたモーション

…続き…

■「音がなければ夜は明けない」山下洋輔・編著…
西江雅之・編…p162…「ドン・ドン・ドン・はアフリカの、ンド・ンド・ンド…」
拍の感じ方について思い出が一つある、
三種類のアルファベット「O N D O N D O N D O N D    …」を、
幅の広いテープに連続して書きつけたものをアフリカで見せたときのことだ、


その輪には何が書いてあり、いくつの拍になっているかたずねた。
日本人は二種類
1 2 3  4 5 6 …
DO N  DO  N DO N …
ド ン ド  ン ド ン … 

それか~
1  2  3  4  5  6
DON DON  DON  DON  DON …
ドン ドン ドン ドン ドン ドン …

の2種類。
英語圏の人は後者一種類。

ところが東アフリカでは皆そろって別の一種…
N  DO N DO N  DO N DO  …
ン ド ン ド ン ド ン ド

…とても新鮮でとても大きな驚きだったのです。
それではこの辺でネジを打って打ち止めにしたいと思う。
「釘をガンガン打つ」をスワヒリ語で、
「piga musmari  NGA  NGA  NGA …」
(打つ)(釘) (ンガ ンガ ンガ …)と言うのです』 ・・・以上。

「ド」と「ン」はどちらがtension(accent・意識)と言えるでしょう?
我が日本軍&英語圏=「DO N DO N」=「on(前)」にtension
           >   >
Africa=「N DO N DO」=「off(後)」にtension
      >   >

この辺は想像の域なのですが、
もしかしたら彼らは釘や杭を打つ時にはウラ(off)に打っているのかも知れません。

そしてもっと勝手に推測すると…、
onにカウベルを「コァーン コァーン コァーン コァーン」
あるいはハイハットを「チューィ チューィ チューィ チューィ」
またはベースを「ディューン ディューン ディューン ディューン」
そしてキーボードを「クォーンカォーン クォーンカォーン」と、
onのタイミングにPlayする時にも彼らは…、
   >     >     >     >
「ウンガァー ウンガァー ウンガァー ウンガァー」
 on off   on off  on off   on off 

常に「off」に「T」tension・・・・というような意識の使われ方がなされ、
それが邁進するRhythmを生み、それこそが躍動感の源泉のような気がするのですがどうでしょう?

Offに「T」tension(緊張)は、そこにアクセントを付けて…や、
そのポイントをPlayすることを言うだけではなく、意識するのも立派なtensionとなり得ます。

常にoffにtension(緊張)を感じ、それをシステム(良い癖)とするのが、
より高き躍動感=より高きココチ良さ=より高きgroove~!
を手に入れる一つの方法論だと私には思われるのです。
しかも確信を持って!


◆やはり~モーションは大事です!…十年位前の文字入力から…

■「モーション・リラックス」
○日記「意識とモーション」
あるスポーツ誌に「投手のモーション、動きはビジョンによって決まる」納得である。
イメージが意識を作り、その意識がモーションを生む。まずはイメージありき、プレイするのは自分だ。
心の中のフィールを、感じをストレートに出そうとする時の体の動きがモーションになる。
例えば手の動き一つ取っても、或るフレーズにはそれに合ったモーッションが存在する。
と文字入力をした時、トコさんの事が思い出された。

「トコさんのやってくれたモーション」
日野元彦、通称トコさん(1999年5月13日順天堂医院にて53歳の若さで死去)。
トコさんは、兄 日野皓正 (トランペット)と共に、国内は勿論世界中でも評価も高く、
沢山の人に愛されたドラマーです。
常にアグレッシヴで、そして自分に厳しく!
育てるミュウジシャンにも厳しく(でもそれら全てにおいて、愛の含まれたものである)常に最高の音楽を求め、
駆け抜けて行ったトコさん。

六本木に奥さんが経営する名門「アルフィー」というjazzのLive・houseが有る。

そこに某バンドで出演が叶い、
Pit- inなどで遠巻きに眺めていた大ファンのトコさんとこの店で始めて会話が出来る幸運をとても嬉しく思った。

しかし! 
そんな大先輩であり、
大尊敬する人が奥の椅子でオレのへなチャコドラム聴いている~?
と言うシチュエーションは、
もう半端無く恐かった…と言う気持ちと、
良いところを観て頂きたい気持ちが交差していたように記憶している。

トコさんが店にいる時にはベースのシバタと一緒になって演奏後アドバイスやら色んな話が聞けるのを怖くもあり素晴らしい体験、想い出となった。
その時幾つかの印象深い話から~シンバルレガートにおけるモーションについて語って頂いた事があったのでそれを記します。

「ハコに入ってた時にね、(ハコとは同じ店で連日演奏する事、おそらくこの時は多分六本木にあったMistyだったと思われる)ジンガイ(外人)とか色んなミュージシャンが

来るんだよ。 そしてある時に、僕のレガートと舶来のレガートの違いに気付いたんだ、
でも何がどう違っているか見当つかないわけ、で、どうなっているのかナー? って、
なぜポンニチ(日本人)と、ロイク(黒人)は違うのかナ~? って、

遊びに来て叩いていくロイクのミュージシャンを音を目を閉じて聴いたり、
ジーっと見たりして、そしてあることに気付いたの、それは手の動きなんだよ! 

モーション! 
もうこれで解決! 

その日から毎日こればっかりやってた」 と言って近くに有った椅子をシンバルレガートに見立て、
実際にレガートをやって見せてくれた。
優雅と言っても良いくらいに撓る手首、
流れるように操られたstick。

その手首の動きは…down beat(1と3)の時の手首は上がってアップストローク(打った後チップが上がる)、
そしてafter beat(2と4)の時にダウンストローク(打ち終わった後チップは下)となり2と4に必然的にアクセントが付く事に成る。

当時オレの場合は1 2 3 4 全部がダウンストロークだったと記憶する。

下手すると1と3にアクセントのインチキjazzだったワケだ。

「友達が家に遊びに来ても話しながら右手はこのモーションばっかり、おそらく変なヤツだって思ったかも知れないな~(笑)」

jazz・drum命のシンバルレガート! 
「チーン」の「チ」にアクセント付けたくなる本能(?)をおさえて、

「チーン」は軽くヒットしてアップ、「チイキ」の「チ」がダウンストロークとなり、

アクセントが自然に、決してわざとではなく、あくまで必然的にafter beatに付く事となる。
基本的にはこの繰り返しなのである。 
このモーション方がこのパターンを奏でるのに自然でありかつ合理的でもあるのだ。 

パターン、フレーズによって、それぞれに合った打ち方、モーションが存在する!… と言う事。

最初の「チー」にアクセントが付いてしまう事をインチキJAZZと呼んでいる。

「イン」にアクセントが付いた歌い方では正に…、
「インチキ インチキ…」と聴こえるからねぇ…はっはっは! 
笑ってる場合じゃおまへん!

そうやって叩いていたオイラを当時人は皆「インチキJAZZ」、

又は「音頭JAZZ」と呼ぶのであった。これはけっして誉め言葉ではないのである。  
しかし この乗り方もユニークだ! とも思えなくもない。音楽は自由だからね~!
だが自分にとって音頭JAZZ…これは「イカサナイ」感覚なのであった。

したがってトコさん同様、この「off」にtensionのウラ打ち的要素を大きく持ったモーション。

これを手に入れる事が最優先される事となる。

これで速いテンポも楽にプレイ出来るようになったのは言うまでもない。
例えば以前使っていた練習曲、
ソニースティットの「Tune UP」このタイトル曲のテンポ300以上の早さについて行く事など出来なかったのが、
そのモーションが身に付いて大丈夫となった。

シンバルレガートのそのフレーズには、このモーションが自然かつ合理的だからである。
レッスンの中で興味有る生徒にこのことを説明し、試させていたところ、その勘の良い生徒は、
「これって、意識を変えないと駄目ですね」と言った。

まさしくその通り~! 
しかし知っていても出来ていなかった時期があった。

まるでそれは今までは「on」に着地していたのもこの時を境に「off」への着地へと変える。
右手で使っている箸を左手に持ち替える…と、いうような意識の変化に等しい。
その意識を変える為にも、クリックをアップビート(off)、またはアフタービートに聴き、
色んなexerciseに挑戦しそこから効果的な方法が生まれてきたのは言うまでもない。
・・・・・正にafter・beat・「off」へ着地するStick・workである。

…以上!
当然フレーズやパターンは時代と共に変化します。
進化だと思ったら退化だったりもするのです。
レガート1

・歌い方~
shut door ジョー·モレロ(デイブブルーベックTakefiveのドラマー)
chia-g dhing トニー
シンバルレガートもバックビートにアクセントが置かれ、
多くの人達にも分かりやすく、踊りやすいスタイルが当時もてはやされていました。
明らかにアフタービート(2拍4拍)がアクセント=テンションであり、
したがってシンバルレガートにおけるモーションも~

・オン(ダウンビート1拍3拍)=アップストローク
・オフ(アフタービート2拍4拍)=ダウンストローク
…が基本となります。

その後ビーバップ~モダンジャズとスタイルは変化していきます。
アフタービートへのアクセントが取り外され、
時には4分音符全てにアクセントが付けられたり、
小節線を取り払ったようなもっとフリーなレガートへと変化していきます。
スイング

が~しかし!

基本が身体に馴染まないうちにそちらへと急ぐと~
自然に反したモーションによって疲れたり、音が汚かったり、
要するに~スイングしない~っと言う大変なことになるのです。

過去の私がそうだったので確信します。

あくまでここ書かれたモーションが基本であり、
それをしっかり身に付けてから色んな歌い方、
イントネーションを身に付けるべきでしょう。

何事も、シンプルにすると見えてくることがあり、
悩んだら基本に戻れ~! これはスポーツ、音楽、人生?

…全ての事に繋がる鉄則でもある。

とても効果的なlesson法を私は知っていて、それを当然執り行うのですが、
その予定をここに公開しましょう。

次回の某クラスのlessonで~


やや速いテンポの曲を用意します。
…予定では~・Work Song - キャノンボール・アダレイ
まずは余り解説せずに全員にこのテンポでシンバルレガートをさせます。
タンタタの法則を理解している人は、このテンポに難なく付いてこれるでしょう?

が…理解されてない生徒は(理解はしていても~中々身に付かない多くの生徒)、
おそらく四苦八苦するでしょう~ウッシッシ!

それでつぎの提案をします。
基本に戻るのです。

左手はスネアドラムをバックビート。
右手ライドシンバルレガートもいきなり…♪~チンチキインチキ~♪叩かず、
シンプルに4分音符から始め、
左手のアクセントの動き(オン~アップ オフ~ダウン)を連動させます。

ウラ打ちがメインのswing・styleから学ぶことは大きいのです。


フットワークも付けません。
曲のスイング感、
そして手の動きに集中するのです。
レガート2

そして常にレッスンで語っている通り…
・オン・オフ・テンション・リリースのメリハリ~!
…力を入れる時に入れ、抜く時には抜く一連の動作…

が出来ている生徒は…オマケの音がビートの女神より授かるのであった~。
これが~正しいタンタタ波形の叩き方なのであった~!

さぁて~実際にはどうなるコトでしょうか~?

気が向いたら…続く…??? チャンチャン!



テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

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