◆「タンタタの法則」シンバルレガートはタンタタ波形~!2014-03-21 Fri 21:42
◆「タンタタの法則」シンバルレガートはタンタタ波形~!
「解析」おそらくタタタンとタンタタどちらがスムーズに叩けましたか~? 恐らく「タタタン」の方がスムーズだったと思います。 タタタン、タンタタは、「タタ」という短い音符二つと「タン」という長い音符一つ、 計3つの音符(ビートでもある)で形成されています。 短い音符の「タ」に比べ、長い音符である「タン」は次の音符への準備が出来るタイミングです。 したがってタンのタイミングがアップストローク(上げていく動作)となることが物理的にも自然であり、 上がったスティックが落ちてくれば必然的にアクセントが付けられます。 したがって・・・ ・タタタンは最初のビートにアクセント(テンション)が自然となります。 > ・タタタン > ↑ っとなるのが法則に則った動きとなるのです。 しかも熟練するにしたがって、跳ね返りを効率よく利用しながらの一連の動きは、 誰もが驚くような速いスピードをも疲れずにプレイがスムーズとなります。 ではここで、ちなみに ・タタタン…が自然なのを~ > ・タタタン > 後ろ側(オフ)にアクセント指定があったとしたらどうでしょう? 是非とも試してみてください。 恐らくモーションは不自然な動きとなり、手首、指を駆使してアクセントを付けるような状態となることでしょう。 手首が迷うというか? 自然に逆らったような不自然な感じを私はします。 ・・・実は物理的にも無理があるので習得にはそれなりの練習が必須となる・・・ 勿論プロとしてアクセントの指示が出ている場合、 あるいはそのタイミングにテンションを加えたい時はその比ではありません。 ◆・「タタタンの法則」・・最初のビート(オン)にアクセント(テンション)、 後ろ側のビート「タン」がアップストローク(この時指を解放しながら=リリース)が自然となります。 ●さぁ~そうしてお次は・タンタタの解説に入ります… 。 恐らく多くの人に当てはまるであろうスイング出来なかった要因を先に申しますと・・・ いきなりシンバルレガートから入ってしまったことです。 初めてジャズドラムに興味持ち、 購入した「jazz・drum」(そのままじゃん)にシンバルレガートは・・・チーンチィキ チーンチィキと書かれ、 その後この歌い方が受け継がれているようなのですが、 尊敬するドラマーTony Williamsがインタビューで♪~ Ching-a-ding Ching-a-ding ~♪ というシンバルレガートの歌い方を少し変え ♪~ チャ~グディンチャ~グディン~♪ に統一しました。 ・・・私的に~チーチッキ~だと線が細く、 ジャズやラテンリズムに多用されるシンコペーションン(offbeatへのアクセントなど)に負けてしまうような感じがします。 それにチーチッキチーチッキは、イーンチッキイーンチッキ(インチキジャズ)と私には聴こえてくるのです。 (もちろんプレイする人によるところが大きい)。 ちなみに4分音符や他の音符、あるいはフレーズに関しても~チーやチーンよりもディ~、あるいはディ~ア、 タァタよりダァダ~またはデュ~ダ、など濁音にすることでビートが太くイメージでき、 シンコペーションンやソロイストの小技にも安心してして立ち向かえる(?)感じがするのは私だけでしょうか・・・ しかし~Ching-a-ding(チャ~グディン)を叩いてみるとわかるのですが、 この歌い方はタタタン波形なのです。 実はこれが私にとって一つの驚きであり発見だと思うのですが、 ・・・とっくに理解してる方はスルーして下さい・・・ 彼ら(躍動感溢れるリズム勘の持ち主・民族~アフリカ系?)の多くは、 「オン」のタイミングから歌い始めるのではなく、「オフ」から歌い始めているのです。 昔から大きな疑問であった・・・トニーやハーヴィーメイソン、 エルビンジョーンズ達(黒人プレーヤーが私の場合多い)のプレイに対し、 「なんであのようなプレイが出来るのだろうか? おそらく技術的以外に大事な要素がキットあるのではないか?」 における謎が一つ解けた気がしたのでした。 当然そういった感覚はその人の演奏フィール、ビートの感じ方と密接な関係であり、 表現に表れるのが自然だと思われます。 ・ナントカ音頭よろしく「オンに手拍子(テンション)を付けたい人、あるいは民族(農耕民族?)」 ・「オフにテンションを付けたい人、及び民族」「オフから入りたがる人(狩猟民族?)」 …続く…???チャンチャン! |
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