ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

★【なぁ~んちゃってジャズドラム~稲吉&堀子物語2014】intro

inakiti

・「prologue」
永ければ良い!
というワケではないかも知れないが、
これまでの体験で得られたモノは数知れません。

小学校高学年当たりからドラム狂いが生じ、
長野県のキャバレーに雇われ演奏活動に入ったのが17歳。
その狂い具合は高校を1年で卒業してしまうほどだった~。

20歳で天下をとる大きな覚悟と少量のお金を懐に上京し、
タイコ叩きのプロとしては40年を超え、
ドラム・リズムの素晴らしさ!
楽しさを教えるという幸せな縁に導かれてウン十年経ちました。

「名選手、名監督には成れず」という諺があります。
容易に出来てしまう名選手は、上達の遅い、
理解力に欠ける選手の気持ちが理解出来ない。
といったトコロでしょうか?

これを置き換えると…、
才能ある(ある意味で習得力の優れた)演奏家は、
上達の遅い生徒の身になってあげられない、
という事があるかも知れません。

そこへいくと、未だ天下の取れる予感はほど遠く、
一つの事を習得するのに時間のかかった私には、
「思うように上達しない」、
あるいは「行き詰まった」と悩む人の気持ちは勿論、
習得に時間が掛かった分、その原因と対処法、
もっとも効果的な練習法は、大凡見当が付くのでした。


★【なぁ~んちゃってジャズドラム~稲吉&堀子物語】

■「ジャズドラムを習いたいと言って入会した稲吉の物語」
「教則本を書いてまとめたい!」
といった強い願望がウン十年前からあったのですが、最終学歴は中卒~!
さらに世間知らずの言葉知らずの私にとって
リズムの楽しさ、grooveのココチ良さを言葉を使って表現することは、
とてつもなく高いハードルであり幾度となく頓挫してきましたが、
生徒と会話したり、一緒にexerciseをしながら普段のlessonやクリニックのるように展開させていくことが出来たら楽しく学べるのでは?
というアイデアから二十年前に文字入力しました~
「なぁ~んちゃってジャズドラム~稲吉&堀子物語」を書き直そうと考え、
ここに展開させていこうと思います。

これより書かれる事は、今までの演奏体験から、
そして講師体験から学んだ諸々の事を、
習得に時間の掛かったドラマー(私)の視野から捉え、
ストーリーは展開して行きます。
実際存在し、展開したstoryに演出を加えたフィクションです。

性格は言うに及ばず人それぞれ生活環境も違い、生まれた土地も違えば、
普段聴く音楽によって、人それぞれ嗜好が違って当然です。
もし、沢山の人にこの本が読まる幸運を授かったとして、
…心理的には「♪~着てももらえぬ~セーターを~♪」編んでる心情です…。

全ての人のニーズに応える事は不可能であろう事を想像しながら、
ある程度の私の独断と偏見、好みを貫く必要性を感じ、
それを良しとしました。

私の幼稚な文章で何処まで伝えられるか定かではありません。

どうかご容赦を…!


■「稲吉物語、途中から堀子乱入」の巻

ここではDrumを使ったカリキュラムが進められていきますが、
途中からピアニストが「ジャズのノリが分からなくて…」、
と言ってLessonに加わるストーリーとなっています。

ドラマーは勿論、Jazzの「ノリ」というものに興味がある方 … 又、
他の楽器においても応用が利くのではないか?
と思う仕上がりにしたつもりです。

jazzの醍醐味であるSOLOなどにおける即興性、
そしてやはり何と言っても「swingしなけりゃ意味ないよ!」
楽しみながらJazzのノリが理解出来たら幸いです。


「Jazz が演りたいんですけど … 」と言って、
山手線は高田ノ爺にある「ショウエー楽器」(お前はイヤミか?)。
ドラムレッスン室のドアを開け「よろしく御願いしま~す」
ペコペコ頭を下げながら、チリチリパーマで童顔、
痩せていない風体の稲吉という男が無料体験レッスンを受けに入ってきた。

「ハイよろしく、ドラムの講師、東中野です」。

■「体験Lesson」…聞くところによると、
稲吉は「Jazz」がやりたいそうだ。
元々はロックが好きで、いつの日かJazzに興味を持ち、
既に長野県穂高町に存在する、
「NATO軍」という社会人ビッグバンドに所属して演奏しているらしい。
ところが、「稲!お前スイングしていねぇ~ズラ」や、
「ユウのビートは何か重いんだよね~」、
他にも「それじゃjazzじゃなくってナントカ音頭だぞ!」などと、
ナトー軍メンバーに始終言われ、困り果てていたところらしい。
たまたま仕事の関係で上京し、
jazz・Drumを教えてくれそうな場所を探していたようである。

「どうにかして欲しいッス … 治りますか~?」と半泣き状態、
目が潤んでいる。
「ソコまでは思い詰めているのならば何とかしてやらねば」という気持ちと、お月謝が頂けるという強い気持ちで答えた。
「大丈夫!任せなさい!」拳固で自分の胸をポンポンっと叩いて…
「ゲボガフォ」噎せてみせる桂枝雀師匠のもの真似は… ウケなかった 。

この自信ありげな発言の裏には確固たる理由がある。
俺の過去も稲吉と同じような経路を辿った経験があるのだ。

Rock小僧だった俺が何時の間にかjazzに狂い始め、
今ではjazzオヤジだ(今ではジジイに近い~ってホットイテ~!)、
意地悪な先輩のイジメ… 違った、
親切な先輩方のアドヴァイスも稲吉へのモノと似ている。

「youはスイングしないな~!」とか、
「もっとプッシュプッシュ~!」やら、
「youのはJazzじゃないよ~それじゃまるでナントカ音頭だよ~!」
エトセトラ…ワァ~ン~一時思い出し号泣!

そんなこんなで泣きそうな日々をおくった経緯が俺には多々あったのである。
もっとも、稲吉はこれまでに泣いたか笑ったかは定かではないが、
似た境遇を持つ体験者として極力速くジャズドラムを習得したい!
仲間達に文句言われないようになりたい!
っていう気持ちはとてもよく理解出来るのだ。

「実はリズムには法則がある。
そういった知識や理論が身を救ってくれる事も実はあるんだ」、
と言いながらボードに向かい絵を描いた。

…続く…


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