ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

◆昔の日記より「シンバルレガートのモーション・トコさんとの会話」 「タンタタの法則」column〜昔の日記より〜

◆昔の日記より「シンバルレガートのモーション・トコさんとの会話」
「タンタタの法則」column〜昔の日記より〜
○日記「意識とモーション」
あるスポーツ誌に「投手のモーション、
動きはビジョンによって決まる」納得である。
イメージが意識を作り、その意識がモーションを生む。
まずはイメージありき、自分の持てる技術を駆使し、
プレイするのは自分だ。

何処にどのようなボールをどれ程のスピードで〜? が投手の場合であり、
どんな音(パターン・リズム・フレーズ)をどういうタイミングでどのようにプレイしたいのか?〜は当然身体の動きとなって現れるのが、
他のパートに比べ、運動の要素の多いドラムには顕著である。

jazz・drumの命と言われるシンバルレガート。
♪~ディ~ンチャ~グ(チ~ンチィキ)~♪
の波形は4分音符とswingした8分音符二つで出来ており、
それを私は「タンタタ波形」~っと呼んでいる。

ちなみにswingした8分音符二つの後に4分音符が来れば~それは「タタタン波形」となる。

私の過去におけるミステイクの一つ~それは、
法則から外れたアプローチの仕方がswing出来なかった大きな原因であり、
その要因は、多くの悩めるドラマー(実は他のパートでも、ノリ方を知る~っと言う意味では同じ)とリンクしています。

専門用語を使うとてダウンストロークとアップストロークをどういったタイミングで使うか?
であり、それを一般の人達にも解りやすく説明すると(?)、
「タンタタ」と叩こうとするのを「タタタン」を叩くようにしていて、
それは法則と逆らった奏法である!っと言うことです。

えぇ~ちっっとも解りやすくなかったって~?
スンマセン~、では今一度。

タンタタをスムーズに、どのようなテンポにおいてもプレイしようとするならば、
誰が何と言っても…
↑ ↓
タン タタ
タンでチップは上に(アップストローク)~タタで下に(ダウンストローク)となる筈である。
それが自然に出来ない人は宇宙の法則に反していると言えよう。

タン(on)を強く叩きたくなっちゃう人(過去のオレ)は「on」を後生大事とする農耕民族のおかげ〜?
引力とリバウンドを、つまり自然の法則を利用することが無理のないナチュラルで身体に無理のない奏法であり、これが「基本」だと私は考えます。

この説について考えている時必ず思い出されるのがトコさんとの会話でした。

「トコさんのやってくれたモーション」
日野元彦、通称トコさん(1999年5月13日順天堂医院にて53歳の若さで死去)。
トコさんは、兄 日野皓正 (トランペット)と共に、国内は勿論世界中でも評価も高く、常にアグレッシヴで、そして自分に厳しく!沢山の人に愛されたドラマーです。

育てるミュウジシャンにも厳しく(でもそれら全てにおいて、愛の含まれたものである)常に最高の音楽を求め、駆け抜けて行ったトコさん。
六本木に奥さんが経営する名門「アルフィー」というjazzのLive・houseがあり、
昔から大ファンだったけれど、声も掛けられなかったトコさんと会話出来るきっかけとなったのがこの店での演奏であり、今でも時々その時の記憶が過るうれしい思い出だ。

しかし! そんな大先輩であり、大尊敬する人が、奥の椅子でオレのへなチャコドラム聴いている〜と言うシチュエーションは、もう半端無く恐かった〜!と言う気持ちと、良いところを観て頂きたい気持ちが交差していたように記憶している。

トコさんが店にいる時にはベースのシバタと一緒になって演奏後アドバイスやら色んな話が聞けるのを怖くもあり素晴らしい体験、想い出となった。
そして色んな思い出の中にこのような会話があった…
「箱に入ってた時にね、(箱とは同じ店で連日演奏する事、おそらくこの時は多分六本木にあったMistyだったと思われる)ジンガイ(外人)とか色んなミュージシャンが来るんだよ。
そしてある時に、僕のレガートと舶来のレガートの違いに気付いたんだ、
でも何がどう違っているか見当つかないわけ、で、どうなっているのかナー? って、なぜポンニチ(日本人)と、ロイク(黒人)は違うのかナーって、
遊びに来て叩いていくロイクのミュージシャンを音を目を閉じて聴いたり、ジーっと見たりして、
そしてあることに気付いたの、それは手の動きなんだよ!
モーション! もうこれで解決! その日から毎日こればっかりやってた」

と言って近くに有った椅子をシンバルレガートに見立て、実際にレガートをやって見せてくれた。
優雅と言っても良いくらいに撓る手首、流れるように操られたstick。

その手首の動きは…down beat(1と3)の時の手首は上がってアップストローク(打った後チップが上がる)、
そしてafter beat(2と4)の時にダウンストローク(打ち終わった後チップは下)となり、2と4に必然的にアクセントが付く事に成る。
当時オレの場合は1 2 3 4 全部がダウンストロークだったと記憶する。
更に下手すると〜1と3にアクセントのインチキjazzの音頭じゃずだったワケだ。

「友達が家に遊びに来ても話しながら右手はこのモーションばっかり、おそらく変なヤツだって思ったかも知れないな~(笑)」

アクセントが自然に、決してわざとではなく、あくまで必然的にafter beatに付く事となる。
基本的にはこの繰り返しなのである。
このモーション方がこのパターンを奏でるのに自然でありかつ合理的でもあるのだ。

パターン、フレーズによって、それぞれに合った打ち方、モーションが存在する!… と言う事。

最初の「チー」にアクセントが付いてしまう事をインチキJAZZと呼んでいる。
「イン」にアクセントが付いた歌い方では正に…、
「インチキ インチキ…」と聴こえるからねぇ…はっはっは! 笑ってる場合じゃおまへん!

あくまで~これが基本であり基盤となってはじめて~onのタイミングにもtensionが掛かったシンバルレガートを習得すべきだったのである。

そうなのだ~オレのシンバルレガートは~ズ~ッとインチキジャズの、
ナントカ音頭の~みそしょうゆじゃず~だったんだねぇ~ってホットイテ~!
皆さんも~ご注意を~チャンチャン!

そうやって叩いていたオイラを当時人は皆「インチキJAZZ」、
又は「音頭JAZZ」と呼ぶのであった。これはけっして誉め言葉ではないのである。
しかし この乗り方もユニークだ! とも思えなくもない。音楽は自由だからね~!
だが自分にとって音頭JAZZ…これは「イカサナイ」感覚なのであった。
したがってトコさん同様、この「off」にtensionのウラ打ち的要素を大きく持ったモーション。
これを手に入れる事が最優先される事となる。
これで速いテンポも楽にプレイ出来るようになったのは言うまでもない。
例えば以前使っていた練習曲、
ソニースティットの「Tune UP」このタイトル曲のテンポ300以上の早さについて行く事など出来なかったのが、
そのモーションが身に付いて大丈夫となった。
シンバルレガートのそのフレーズには、このモーションが自然かつ合理的だからである。
レッスンの中で興味有る生徒にこのことを説明し、試させていたところ、その勘の良い生徒は、
「これって、意識を変えないと駄目ですね」と言った。
まさしくその通り~! しかし知っていても出来ていなかった時期があった。
まるでそれは今までは「on」に着地していたのもこの時を境に「off」への着地へと変える。
右手で使っている箸を左手に持ち替える…と、いうような意識の変化に等しい。
その意識を変える為にも、クリックをアップビート(off)、またはアフタービートに聴き、色んなexerciseに挑戦しそこから効果的な方法が生まれてきたのは言うまでもない。・・・・・正にafter・beat・「off」へ着地するStick・workである。
そしてそのモーションをキープしながらのコンピングが当然有効なexerciseとなるのは言うまでもない。

これらも全て「躍動の法則」なのであった〜チャンチャン〜!

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

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