ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

groove日記~◆浜口庫之助「ハマクラの音楽いろいろ」に学ぶ~!

ハマクラ

岩城宏之氏の発言の中に「浜口さんのリズム理論はぼくにとって天の啓示と思えるものでした。
まさにリズムの目を開かせてくれたのです」を発見し、
早速浜口庫之助さんの本をネットで検索を掛け即購入しました。
今は亡き浜口氏の本、これがまたむちゃくちゃ面白いのです。
私が感じていること、説明しようと思う事、それらはとても似ていて、
「同じ考えを持つ人がいたんだ~!」「正しかったんだ~!」という勇気がわいてきました。
こちらからも引用させて頂くことにします。

○ 浜口庫之助「ハマクラの音楽いろいろ」
・「ドラム(に限らない)をいくら叩いても、聴く人に流動感を与えない奏者と、
 あまり技術をもてあそばなくても、非常に快い流動感を与えてくれる奏者がいる。
 すなわち奏者が、回転運動や、振り子の運動を体で十分マスターして、
 快感でリズミカルな連続音をたてているかどうかにかかっているのだ。

・「澄み切っている青い空を見てもリズムは感じない。
 雲が流れている、とか鳥が飛んでいる、等二つのものがあって、
 そこに一つの変化、飛躍が起こったとき感じるものがリズム…」

・「テーブルをトントントントン叩く、トンは一つの音であり点に過ぎない。
 そのトンがリズムではなく、音の陰に隠れた周期的な運動がリズムである」

・「振り子は地球の引力に逆らって上がっていき、
 上昇したエネルギーが無くなるのを待って反対側に向かって降りていく、
 降りていくときにエネルギーがたまって一番下で最大限となるが、
 上がりになるとそのエネルギーはだんだん減っていって、一番上でエネルギーを放出しきるとまた降りてくる。
 振り子の運動を観察すると、自然の世界の中にあるリズム、宇宙のエネルギーは、あるところで圧縮され、
 次に放散され、それが交互に行われているのだ」

・「日本では、リズムを間のとり方という人がいる。
 しかし、間というのは、石をピューンと投げて、石が池に落ちるまでの間だ。
 投げてから落ちるあいだの運動をやればとれる。その運動を練習しないで点だと思うから間がとれない。
 僕は歌を習いに来る生徒たちに必ず体操をやらせる。
 例えば三人でコーラスをやらせるときには、「1234」と、肩の上下運動繰り返させ、合うようにする。
 それから歌わせると音を合わせなくても、体の動きに音を合わせてくるから合うわけだ」

・「アメリカの音楽はJazzの影響を受けており、その特徴は躍動感にある。
 黒人の歩行の仕方や踊りの動きの中に、ブランコを漕ぐような運動があり、それがリズムに躍動感を与えている。
 ブランコに乗ったとき、膝や腰をバネにして漕ぐ運動をするが、
 これがジャンプするときと同じ運動である。
 自動車の機能で言えばピストンに当たるこの運動をタイミングよく連続させると、
 躍動感のある正しいリズムを作り出すことができる。
 この運動に従って正しく発生されている歌を聴くと、あたかもブランコに乗って、
 漕いでもらっているような感じを受け、良い気持ちになる。
 これは聴く人の三半規管にブランコに乗ったときと同じような刺激を与えるからだ」

・・・・・ と言うように、とても解りやすくリズムの楽しさを文章にしています。
オレも見習わねば・・・・・パワーを頂いた次第です。いつも生徒に言っているのですが、
「ある時からリズムを点で取っていたのが楕円になった」 と説明し、
この境地こそがステップアップへの大事な要素に私は考えます。
1拍を長さで捉えるか? それとも一発の元気の良いenergyと捉えるか?
それが重要なる一つのヒントだと思うのです。

…ちなみに著名パーカッショニスト斉藤ノブ氏も「この運動の効果を浜口先生から学んだ」と言っていまして。
beatにノル? grooveと運動は密接な関係にあるのだと、私は確信します。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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