ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

ユージの青春・音楽遍歴~!ねぇねぇ~パトカー…乗ったことありますか~?

ユージの青春・音楽遍歴~『パトカーに乗った祐ちゃん!』

話が前後して申し訳ないが・・・・・ユウジはパトカーに乗ったことがある。
しかも3回もだぜィ!・・・・・どうだ!
・・・・・なんて威張れることではない。

まだ下板橋、東上線のうるさい鹿野荘に住んでいた、
それはある夏のとてつもなく暑い日だった。
当時電話も無い俺にはエアコンなどという超贅沢品など有るワケがない。
扇風機さえも買えなかった時代だ。
(普通のご家庭には有ったと思う…ドンダケ貧乏金無し)

「シカシ熱いなぁ~!」
ムチャクチャ熱い日に部屋でボーっとしていて閃いた。
「何処かで泳いだら気持ち良いだろうなー」
シカシ何処に行ったら泳げるのか?
プールが何処に有るのかも知るすべも無く、
閃いたのが荒川だ!
「そうだ荒川で泳ごう!」

この頃していたアルバイトは赤羽にある「大日本印刷」だった。
お金がない僕は日払いのバイトで日銭を稼いでいた。

とてもじゃないけど年金なんか払える状態なんかじゃない~!
もう~冗談じゃない~!
時々赤羽から板橋までも電車賃節約して歩いたこともあるくらいなのだ。

電車にユラレ、橋を越える際何気に眺めていた大きな川「荒川」を思い浮かべ支度に掛かる。
支度っていったって海パンとバスタオルをズタ袋に入れるだけ、
「電車賃もったいないから自転車で行こう」

実はこの自転車が祐ちゃんパトカーに乗る!へのプロローグなのだった。
この時期音楽仲間がいた。
某雑誌スイングジャーナルのメンバー募集で知り合った明治学院大学の仲間である。 
高校中退の俺はモチロンそこの生徒ではない。
生徒でもないのに毎時学院の部室に自分のドラムセットを置きっ放しにし、
そこでしょっちゅうセッションしていたのだった。

オモシロイ仲間がいた。
「インテンポが出来ね~んだよ」音は図太く、
とっても良いサウンドをしていた広瀬淳二というfreeの世界で邁進しているサックス奏者。

「僕も明学出身なんですよ」バリバリ吹きまくる、
片岡というアルトサックス奏者は某ウッディーベルというLiveハウスで知り合う。
「ナメクジを油で炒めて食ったらどうなるんだろ~?」
実際に試したという噂を聞いたが・・・・・何故かその後姿を見ることが出来なかった清やんというベーシスト。
「使って下さい」と直接渡辺貞夫さんのところにオーディションを受けに行ったという強きのベーシスト海田。
佐藤という余りパットしないサックス奏者・・・・・車借りて擦ってしまって・・・・・申し訳ない。

その仲間内に梅野という何でもこなせる器用なピアノがいて、
そいつの家に遊びに入った時にもらった見るからにいかがわしい一台の自転車。

実はこの自転車、梅野が何処ゾの駅でカッパラッたやつ。
しかもそのままだとヤバイというので緑色のペンキで塗りたくリ、
(その方がよっぽど怪しいジャン)というのを頂いたのだった。

自分的には面白い色のユニークな自転車にしか見えなかったが、
今思うとこの感覚は明らかにヘンである。

その自転車にまたがり「ヨーシ!今日は泳ぐぞー!」と出掛けた祐ちゃん。
後で考えたら結構な距離だったぁ・・・・・。
「お、橋が見えて来た、荒川はもうソコだ」と思ったその時に、
向こうからパトカーが来た。
パトカーは元より、お巡りさん系との遭遇にはついつい目を逸らしてしまう僕。
そして一旦通り過ぎたパトカーがユーターンして僕の前で止まった。
「その自転車はどうしたの?」と言いながらポリこ・・・・・ジャなくてオマワリサンが降りて来た。
「盗んだんじゃないよね~?」「と、とんでもない!友達にもらいました」、
「その友達の名前は?」「えーと、ウメ ・・・・・」と言いかけ、
いけねイケネ~、名前言ったら梅野が捕まっちまう・・・・・即座に「いやいや・・・・・ぼ・・・・・僕のです」と答える。
「あ~そ~?随分ユニークな自転車だね~一寸パトカーに乗って」、
「・・・・・げげ~!」
顔は一見笑っているが目は笑っていないそのポリこ、じゃなくてオマワリサンはパトカーの後部ドアを開けた。 

今だから笑って話せるが、
小心者の祐ちゃん「・・・・・(これで俺も前科者?)・・・・・」と、車中で泣きそうになる。
警察署に着くまでの車中どうしたら良いか~?
どう答えることで誰にも迷惑が掛からなくてすむか~?
色んなストーリーを考える。

車外の人の目が自分に注がれているのが分かる。 
まさかいくら恥ずかしいとはいえTVの犯人逮捕みたいにシャツを頭から被ったりはしない。 
それ程凶悪犯ってワケじゃないからネ・・・・・と開き直ったところで、
外からの目は脅迫犯の変質者の殺人犯の万引き男に映っている可能性だってあるのだった。
それに・・・・・冷静に考えたら被害者の場合だってある・・・・・「お前の顔だったらそれはない~!」だって・・・・・言えてます。

・・・・・何処かで僕が拾った事にすれば良いんだ、
エート何処にしようかな?そうだ!あそこの空き地が良いや・・・・・、
しかも酔っぱらっていたことにしよう・・・・・と、適当な場所が思い当たり、
少し安心しながらパトカーは赤羽警察署に到着する。

取調べ室に連れて行かれ(たかが自転車泥棒されど)調書を書かされた。
「何時盗んだのかね?」
「ぬ・・・・・盗んだんじゃないです拾ったんです」
「他人の自転車を無断で拾ったといってもそれは窃盗と同じなんだよ」
「・・・・・す、スミマセンでした・・・・・その日酔っぱらっていたもんで・・・・・」
その日、何処の店で何をどのくらい飲んで、
どの低度酔っ払って、普段はどの位飲んで、
この位では酔わないのにオカシイナー! 等など。 
どうでも良いと思われる事まで書かされる。
「何処で自転車を見付けたんだ?」
拾った場所を聞かれ・・・・・(あそこだったら良いかも)
何台も自転車が重なり合って捨てられた状態になっている空き地を思い出しその場所を答える。

早速無線で連絡し、おそらくパトカーで向かったと思われるオマワリサンから無線で返事が帰ってくる。 
多分今でも何台か捨ててあるその場所は、
「たまたま拾ってしまってもしょうがないのではないか!」てなもんだろう。  
なんとか許してもらって釈放(?)され、
シャバと警察署の狭間であるドアを開ける直前恐る恐る聞いてみた。
「あの、僕には前科がついてしまうのでしょうか~?」ユウジ涙目になりながら聞いた。 
すると笑いながら「まあ、これ位だったら付かないよ、でも気を付けなさい」 
「ありがとうございました」 
「しかし・・・・・板橋からここまで・・・・・よ~くチャリで来たねぇ」
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
「あ!それと、泳ごうと思っていた荒川ねー、あの川は汚くて誰も泳ぐ人なんかいないよ」だって、
完全に目が笑っていた・・・・・笑い過ぎジャ!
  
調書はホント何でもカンでも書かされる。 
・・・・・そして数年後!
又、ホント何でもカンでも書かされる調書を再び書かされる事に・・・・・今度は女性が絡みます。

○パトカ-に乗った祐ちゃん!その2
…続く~?

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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