ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

◆祐チャンの純情~「バイト遍歴”死に損なったユージ!」バイト遍歴!

◆祐チャンの純情~「バイト遍歴”死に損なったユージ!」バイト遍歴!
(音楽の仕事以外)McDonald's(と言っても夜中の清掃員)、床清掃、運転代行、
日本印刷(日払い)冷凍食品配達(2tトラック)、
遺跡発掘、夜間道路工事(ボーリング)、
交通量調査、配管工事、冷凍倉庫梱包(夜間)日通ペリカン便(中元、歳暮)手拍子etc.
今思い出しただけでこれだけ出てきた、きっと、まだまだ有ると思う。

そして一番長く続き、大変お世話に成り
しかも思い出大きなバイト~それは・・・・・死にそこなったバイト、ビルの窓ガラス清掃だった。

今でこそ補助ロープ、ヘルメット着用義務は絶対なのだが、
その頃はケッコウ甘かった。 
会社自体が当時それ程多くなかったようで、
競争相手も少なく、短時間で終了する現場が結構あって、
時給も他のバイトと比べて結構良かった。 
現場さえ終えたら帰って良いのだ。

今では会社も増え、競争率も高くなり、
安全義務が強化されることでセッティングに時間が掛かるのが当たり前となり、
小さな現場が終了したら他の現場へと回される~など、
聞くところによると当時ほどオイシイ現象は今では考えられないようだ。

運良く音楽の仕事にありつけたり、ありつけなかったり・・・・・、
さんざんキャバレーにはお世話になっておきながら、
ありつけたとしてもjazzが演奏できない状況はとてもつまらなくなり辞めてしまったり、

又バイトに戻ったりの繰り返しの中で、
ガラス清掃だけで出戻りも含めて4社程変わった事を考えると、
余程ユウジのお気に入りバイトだったと思われる。
(他に雇ってくれるとこが無い・・・・・ホットケ!) 
とは言っても・・・・・今はもうやりたくない。

本来高所恐怖症であるオレが怖々ガラス掃除を施行している夢を今でも時々観る。
ガラス清掃のバイトとしては一番最後となった橘田さんが社長の会社が一番長く、
3~4年はお世話なったのではないだろうか!

今思い出したが仕事柄、登山家を目指す人が多く、
ある日その仲間の一人が山で事故死。
その悲しみの乾かぬうち、親友だった仲間が近くの山でやはり事故死・・・・・。
二人とも大好きな山で死ねて本望かも知れないが、
残された家族は深い悲しみに包まれたことであろう・・・・・。

長ければ長い成りに責任を負わされる立場になる事も多く、
ユウジは現場を任されるケースも増えたある日のことだった。
 
竹橋にある13階建てのビルがその日の現場だった。
幾つか受け持っているビルの中ではケッコウ大きな方なのでその日は6人で施工していた。

僕は外側を任され、屋上からロープを垂らし、
ブランコを取り付け窓をスクイジーと言う器具を使い、
清掃しながら下に降りて行く。 
と簡単に書いてみたが、若干の解説が必要になるので補足しよう。

ビルのガラス清掃と言うと、
ゴンドラに乗って窓の掃除を行っている勇士(?)を見た事がある人も多いと思う。
ビルによっては、設置されている所もあれば、ここのように設置されてない所も多い。

又、内側からカギを開け、外側も掃除出来る窓も有れば、
開けられない窓もあり、ここの現場もそれに当たる。

外側はロープにブランコ(公園にあるブランコと同じような器具)を使って施工する事になる。
屋上の欄干、コンクリートに埋め込まれたフックと呼ばれる鉄のワッカが数カ所に備え付けてあり、
そこに太いメインロープを絶対に解けない結び方で結び、片一方を地上に垂らす。
さらに補助ロープと呼ばれていて細いがメインロープに何か支障があっても簡単には切れない命綱(ライフライン)も別のフックに結び付け、
メインロープと並ぶように下に垂らした状態を作る。

メインロープにシャックルという鉄で出来た輪っかをくぐり抜けさせ、
そのシャックルをブランコ上の部分に咬ませてそれを外壁に下ろす。
ブランコに乗った時シャックルにくぐらせたロープは体重による重さで締め付けられ、
結び方を間違えない限りロープは緩まない。
~このブランコに座って窓ガラス清掃の施工となるのだ!

通常はヘルメットをかぶり、腰には安全ベルトが巻かれ、
もしもの為に補助ロープと繋がっている。

通常通りにセットアップされていたとしたら~ブランコに座った瞬間、
ロープは体重によって引っ張られ、
シャックルには結び目が出来、
下に垂れ下がっているメインロープを手で持ち上げて初めて結び目が緩み、
ブランコが下がる構造となっている。

そして~この日もそうなる…筈だった!

今も色々あって日々落ち込むことの多いユウジなのだが、
当時お付き合いのあった女性との別れ話も出ていたりのこの頃、
ユージは特に精神的に色々とあったりでカナリ落ち込んでいたのだった。

当初の人生計画予定では既に有名に成りかけている筈・・・・・が、
音楽の仕事は皆無!練習もままならず・・・・・挙句に失恋だなんて!
「モ~仕事イヤだな~、もう生きていてもしょうがないな~!」、
という危険な精神状態のままロープをセットしたユウジ。

「補助ロープは~?メンドイから良いや!」
ヘルメットは格好悪いから何時も付けない。

これらの行為は会社としても決して許される事ではない。
はたしてこの時~オレは死ぬ気だったのだろうか~?
 
例によりロープをシャックルに結び付けブランコをセットする。
13階は屋上の欄干をまたいでブランコに腰かけた瞬間だった~!
ブランコとロープの接点であるシャックルに出来る筈の結び目が~「フォッ!」と目の前でホノケ(外れ)一直線に!
「あ!」と思うが早くブランコとオレの体はスッと滑り落ちた!

その瞬間だった、
「足を伸ばせ!」と言う声が聞こえ、
両足を伸ばしたそこには5センチほどの出っ張りがありそこに足を乗せることが出来ひとまずは止まった。 
一直線になったロープを両手で握り、
腰の部分にまとわり付いているブランコがやけに重く感じる。  
悩む事数秒、すでに手は疲れて痺れが。

腰のあたりにまとわりついているブランコが邪魔なので下に落とす!
腰を離れたブランコは、スルスルスル~っとロープずたいに1階に向かって一直線。
「ダーン!」といって地面に落下。

あれがオイラだったら「コワッ~!」
このままでは命が危ない!
「このままゆっくりロープを握りながら下に降りて~?イヤイヤ!」
そんな事したら下に到着するまでの摩擦に手が持たない。
としたら、
「落ちた1フロアー分をヨジ登るしかない~!」っと決断を下し、
ついさっきまでは「何時死んでも良いや」が今や生きる事に必死となり、
「エイヤッ」っとロープをよじ登って屋上に這い上がる。
助かるも、ショックの為か具合悪くなりその場で横になって少し休む。

もしもあの「足を伸ばせ~!」、
の声を聴かなかったら・・・・・スルスルスルゥ~・・・・・ダァ~ン~!
ブランコと同じ宿命だったであろう~!
  
取りあえず一命は取りとめた!
しかしあの声の主は一体誰だったのだろう~?

実際声として耳から聞こえた感じではなく、
心に響いた感じのようでもあった。
テレパシーなのだろうか?   

それは~続く~?…チャンチャン!

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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