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ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

赤めだか・・・・オモロイ

S・ライヒ NHK オレにはこの良さは理解出来ない。
CDでも同じ印象…。
「このくらいは…即興でやりなしゃい~!…以上」
また風邪だわい…(号泣)
大ファンで、CDボックスセットも持っている立川談志師匠の噺は、
体調の悪い時には聞けないくらいなアクの強さ。
この間なんか談志師匠のVDVも途中まで観てあまりのアクの強さに返しちゃったくらい。
が…先日立川にある大きな書店で、家元(立川「こっちはタテカワ」談志)に弟子入りし、
心情、内情が事細かに描かれた立川談春の「赤めだか」を立ち読みし、
気になりつつも購入を控えた。
次に日レンタルビデオで何時も貸し出し中だった家元(談志)と爆笑の太田の対談入りのDVDを観た。
芸を語り合った対談は・・・・・俺のnot・brightのオー脳~!では理解出来ないまでも、
「キット…絶対…良い事言ってる…筈なんだよね~!」と確信する事は出来た。
そしてそのDVDには談志師匠の「らくだ」「黄金餅」数話入っていてこれがまた~! 凄かった。
カメラワークも良かった~!
今まで聞いた志ん生師匠や文楽その他のとは明らかに違う。
勿論どっちが良いどっちが悪いではなく、
凄さという意味で言ったら家元がダントツだと思う。
何というか、人間の業というか、奥にある凄みを演出している。
CDボックスセットでは全然味わえない表情は、そりゃ~凄かった。
落語会のマイルス・・・・・と言う言葉が浮かんだ。
次の水曜日迷うことなく「赤めだか」購入、
むさぼるように読む。

金曜の今日、午前はwalkingの予定。
それが風邪の症状が重くなっていたので取りやめ、
赤めだかを一気に読んでしまう。
面白かったぁ~! こんな小説みたいな現実が存在するんだ、
当然落語家ゆえに落伍者もいて、
もしも初心のオレも家元(談志)に入門していたとしたら、
速効で泣きながら逃げ帰るだろうな、
家元のチョウが付く程のキビシサ、
しかし心の底には愛情が存在する。
我が事のようにはらはらしながら読み時に涙ありの秀作。
談志いわく「落語とは人間の業の肯定である」なぁ~るほどねぇ。
・・でも・・余り俺のオー脳は理解していない事であろう。
でも良い発言であろうことは解る(解ってないって)。
ではジャズは・・・・? 業と言えなくもない。
楽器を使った人間の業っていうのかな~?
数年前に書いた「落語とはジャズって似てるよね」、
良い咄家、そうでない咄家、その差はテクニックだけでもスピリチュアルだけでもだめで、
全てはバランスである。

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