原稿日記2007-11-21 Wed 23:37
16:40 2007/11/21 どうも風邪気味だ、運動は取りやめ。 国立GLUE-ON 最近一杯宣伝したし、 昨日はアンサンブルワークショップだったし、 そんも流れでもしかして一杯になったりして・・・・・そんな心配ご無用であった。 久しぶりにトンボミストラーダ7拍子を演った。 最後はコーラスもアイデアとして取り入れた。 お客様は・・・・・全部で・・・・・4人だった。、 しかしながら…相変わらず「ココチ良い」play。 「遠くから来て、お客さん少なくてスンマセン(お客さん少ないは、歩合であるギャラが少ない事をさす)」 にサリーさん「いやいや、練習になるし…」笑顔だ。 とても嬉しいミュージシャン気質。 次の日はoff。 原稿のまとめに時間を掛けた。 8時間以上はPCの前。 レンタルビデオ「リチャードホール」のファン、涙流しながら大笑い。 祭りの後のナントカで酒も一杯(沢山の意味でのイッパイ)飲んでしまう。 屋上に行って癒される・・・・・「フェ~ックショ~ン・・・・・ヤバ、風邪引いた」 アンサンブルワークショップでの質問・ネタになりそうなので入力開始! 自分の中のビート勘 地球には引力があってそれを利用する・自然の摂理 ◇「ドラムの4バースが判らなくなちゃうんです」 ・小節数やビートを数えるのではなく、一緒にソロを取っているように歌っていればプレイヤーの心意気が理解出来る。 ドラムソロだからドラムのパターンを歌うのではなく(トライする価値は大いにあり!)、 ベーシストならベースパターン(2beat、4beat)、あるいは自分でもソロを弾く心持ちになる。 ピアニストも他のパートもそれに倣う。 ・大きな要因は・・・・・自分の中に揺るぎないbeat勘が無い。もしくは薄いという事。 この辺が薄いと・・・・・知らないおじさんに連れて行かれちゃう・・・・・みたいな・・・・・。 したがって大きな波小さな波的シンコペーションについつい負けてしまう事を意味する。 面白い現象例を・・・・・ lesson における4bars(小節)用ソロの音源を使ったと気の話だ。 その音源には4barsのベース・ピアノの伴奏の入ったスペースと、 何も無い4barsのスペースが交互に演奏されている。 クリックの入ったトラックも当然用意されていて、 初心者はこのトラックも聴きながらソロを創作して行く事となる。 クリックの入っているトラックを使うメリットは、 beatの所在、小節数が理解しやすい、 しかし!クリックに合わせてばかりいると、 通常セッションなどで鳴っているはずのないクリックを頼りにしてしまうというデメリットが浮上する。 grooveは人を頼りにするものではなく、 自分の中に確立され、 アンサンブルによって昇華する。 お互いのgrooveが相まってココチ良さへの相乗効果となるのである。 したがって人を頼りにするのではなく、 自分の中にbeat勘を確立する必要がある。 したがって4バースでのソロ部分さえもクリックトラックを消してしまう行動によく出る。 それはもう燦々たる結果を生むことになるのだが、 この難易度の高さはとても深い。 なおかつ「歌う事が大事」という音楽の基本をいらされる意味があった。 プロのオレでも何度かは早いタイミングで終わり、 ましてやアマチュアである生徒が毎回良い結果を出す事は不可能に近い。 「click消すよ」途端、 「出来るわけナイジャン!」諦めと「もしかしたら面白い事が・・・・・?」期待の声が混ざった 「えぇ~!」歓声(?)が上がる。 「人がソロを取っている時はbeatを感じ、キープする、それも修行」 「はい」「ソロは聴くんだけど、自分のbeat勘を頼って、ここだという時には出てみよう」 「はい」「ボケ~っとしてたらあかんで」「はい」 いざ始める、ソロに入ってもう2小節めから速くなっているのに気付く。 それに周りの生徒はいっこうに気付かず速くなっていった生徒のソロと同じタイミングになってしまう。 当然オレはそういうわけにはいかない。いったら・・・・・ヤバイっしょ? 注意深く右足で自分のbeatを刻みながらソロの速くなっている様を冷静に分析している。 こういった分析は時として必要となる。 「今ソロイストがプレイしたパッセージはわざと速くして、次の小節でもたらせ、 調整したのか?」「今のシンコペーションに聴こえた歌は、じつは彼にとってdown・beatだったのか?」 ・・・・・etc. 右足ないしは左足、ないしは躰を揺らして自分のbeatをキープしていく。 「おぉっと 2小節目の2拍ウラが軽くなって・・・・・3小節の1拍目は完全にヒックリカエッタゾ」 と言う具合だ。 しかし!時々生徒のソロでも良い時がある。 驚くまかれ・・・・・誰にでもだ! それは無心で歌い、その強きビジョンを手に連動させた時である。 「イエ~イ」「やったぁ~」自分だけでなく他の生徒も喜ぶ一瞬だ。 ただ・・・・・「次も上手くやってやろう」欲が出た瞬間・・・・・崩れた。 音楽で人間の性を学べるんだからジャズドラムは即興演奏は凄いじゃありませんか! ・groove・swing ・・・・・ココチ良さを感じないケース・・・・・萎縮していた時、 楽しいはずの音楽をネガティブに捉えた時。 自分の過去にもあった経験である。 それがなぜ今「ココチ良い」か~! 萎縮していない、性格が明るくなってポジティブになってきた・・・・私生活はおいといて・・・・・ホットケ! いやいや、そういったメンタルな部分ではなく、 難しいフレーズが入れられるようになった・・・・・といった次元の低い話でもない。 はたしてそれは何か? 常日頃言っている「躍動するbeat」が基盤に出来てそれが「ココチ良さ」へとつながった! としか答えようがない。 オレはドラマーであり、講師でもあって、 教える立場にあるオレは、groove・swingを理解してもらう事にも演奏と同じように快感を覚える瞬間ある。 紐解いていくとjazzのリズムに行き着くところを見ても(もっと紐解くとAfricaへと繋がる)、 4分音符をswingさせられるかどうか? と言う、 シンプルかつ意味のある難易度の高いリズムを学ぶ事は尊い。 なぜココチ良くならないか~? は・・・・・on・offの意識が弱い事でメリハリは弱くなる。 したがって「1拍って・・・・・この辺かしら?」分析しながらのプレイとなってしまう。 要するに、off指数が低いままでの演奏と言う事が出来るかも知れない。 この「躍動感」でだいたい殆どの事が解決に向かわれるこっなるとオレは信じている。 「タンタタ民族 タタタン民族 おタクはどっち?」 イントロに使う 某生徒からの質問「ジャズドラムで速いテンポでのシンバルレガートがすぐに疲れちゃって巧く出来ないんですけど?」 という質問を良く承ける。 以前自分にとっても大きな課題であったこの問題。 テクニック面での習得も大事だが、それよりも習得するに当たっての大きな要素は、 リズムのトリ方にあり、要するに意識の持ちようなのである。 「質問」もしも「タンタタ」と「タタタン」をスムーズに、 しかも速いテンポでplayするとしたらどちらが難しいでしょう? 答えは「タンタタ」。 「タタタン」よりも「タンタタ」の方が習得に時間が掛かかる理由には、 地球には引力があるように、自然の法則が存在するのである。 ドラマーだけの問題ではなく、躍動感なる法則をアフリカ人のように元々躰に入っているか? 習得して手に入れたのか?この法則を知識ではなく躰が知っていたらスムーズに叩けるように down・beatに手拍子を打ちたい民族が、漠然と「本に書いてあるから」、 「譜面に載っているから」、「皆が演っているから」によって「after・beatに手拍子を打ちます」。 や「スネアドラムを打ちます」、ではなく、 そのポインにclappingするのが「ココチ良い」と感じるからplayするのとでは、 やはり大きな隔たりがあるのは言うまでもない。 ジャズドラムでのLessonでは、早い話「ディーンチャ~グをココチ良く」が、一つの究極でもある。 ドラムパターンなのだが、けっしてドラマー間だけの話なんかじゃない。 音楽をプレイする時の基盤の話であって、貴方はbeatをどう感じていますか? と、聞いてみたい。この間購入した大先輩である猪俣氏で、 「jazzのリズムの特徴は、after・beatのoffと、1拍ずつのウラ、offbeatで成り立っているんです」 いきなり難易度を上げず、 4分音符をライドシンバルでafter・beatにtension・・・・・ > > 「ディーン ディーン ディーン ディーン」 このモーション(手の動き)をキープしながら・・・・・ > > 「ディーン チャ~グ ディーン チャ~グ」 しかも・・・・・毎拍のoffにtensionを付け足す(意識・voice) > > > > 4分音符を「ディーア ディーア ディーア ディーア」play。 off(後ろ側)にtensionが加わってon(前側)が躍動する。 こんな能書きなんか知らなくともgrooveし、swingする人もいる。 > > > > 「DON DON DON DON」と我々が読むのを、 > > > > 「NDO NDO NDO NDO 」と読んでしまい 釘も「NGA NGA NGA NGA」と打つアフリカの人たちは、 後ろ側にtensionが当たり前なのである。 off(後ろ側)にtensionが加わってon(前側)が躍動する。 知識として知ってはいるがgroove。swing出来ない人も多い。 さて・・・・・貴方は~? |
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