ドラ親父・ユウジの一人ゴッツ

Swing&Grooveは一生モノなのである。 ドラ親父のRhythm日記

祐チャンの純情・・・・・続き


補助ロープはメンドイから良いや!
ヘルメットは格好悪いから何時も付けない。
(今では許される行為ではない・・・・・この時・・・・・オレは死ぬ気だった・・・・・?) 
例によりロープをシャックルに結び付け、ブランコをセットする。
13階は屋上の欄干をまたいでブランコに腰かけた瞬間の出来事だ!

ブランコとロープの接点であるシャックルに出来る筈の結び目が・・・・・、
「フォッ!」と目の前でホノケ(外れ)一直線に!
「あ!」と思うが早く、ブランコとオレの体はスッと落ちた!
 
その瞬間ダ、「足を伸ばせ!」と言う声が聞こえ、
両足を伸ばしたそこに5センチほどの出っ張りがあって寸でのことで、ひとまずは止まった! 
一直線になったロープを両手で握り、腰の部分にまとわり付いているブランコがやけに重く感じる。  
悩む事数秒、すでに手が疲れて来た・・・・・、

このままでは危ない!
「このままゆっくりロープを握りながら下に降りて・・・・・イヤイヤ!
そんな事したら下に到着するまでの摩擦に手が持たない・・・・・、
落ちた分の1フロアーをヨジ登る事にしよう」。

腰のあたりにまとわりついているブランコが邪魔なので下に落とす!
腰を離れたブランコは、スルスルスル~・・・・・っと、
ロープずたいに1階に向かって一直線。
「ダーン!」といって地面に落下。

もしもあの「足を伸ばせ~!」、
の声を聴かなかったら・・・・・ブランコと同じ事に!
  
ついさっきまでは「何時死んでも良いや」が、
今や生きる事に必死となり、

「エイヤッ」っとロープをよじ登って屋上に這い上がる。
助かるも、ショックの為か具合悪くなりその場で横になって少し休む。

一命は取りとめた!
あの声の主は一体何だったのだろう~?
誰の声だったんだろう? 

実際声として耳から聞こえた感じでは無く、
心に響いた感じのようでもあった。
テレパシーなのだろうか?   

それは何処から発せられたのだろう?
守護霊と言われるものなのか!
自分の中の声なのか!

そして!実はこの話に続きが有る。 
こんな事さえも忘れかけた数年後、
ある生徒に出合う。
これは今でも信じる信じないは別にして、不思議な話となって記憶に残っている。

それは女性の生徒で、何かの機会に、死にそうになった話をしたところ、こんな事を言うのだった。
「実は先生が気持ち悪がるだろうと思って言わなかったんだけど、
数年前のある日変な夢を見たんです。
それは、アル青年が、ビルから落っこちそうになるが、
そのすぐ後ろでおばあちゃんの霊が「今死ぬな!」と言って心配してくれている」
と言うものだった。
その夢を見た彼女はその事を青年に伝えたくてビルを見上げては探して歩いた!  と言う。
  
そして偶然かレッスンで僕に逢い、
夢に出たアル青年とはドラム講師は、中野祐次だった事が分かるも、
何時言おうか悩んだらしい。

皆さんどうですか?  信じますか?  
まさに神のみぞ知る!
そしてその後音楽の仕事に有り付けるのだが!
とても厳しい状況が待っているのであった。
来週へ続く!

祐ちゃんの音楽遍歴”その1

祐ちゃんの音楽遍歴”その1
部屋に電話が付いた。 
それは上京から3年たった頃だ。

嬉しいウレシイ!
電話の前に正座をし、
リーンリーンリリンリリリリンリ~ン・・・・・ベルが鳴るのを待つがウンともリンとも言わない。

アホらしい練習に行こうと思った時にベルが鳴った!
慌てて電話に出る。「ナーンだ間違い電話か」ガックシ!
でも鳴ったという事は繋がってるんだ!と変なトコで感動する。

「もしもし、saxの尾山だけどドラムの中野君?」やっと掛かって来たぞ、
しかも仕事だ「急なんだけど来月からハコの仕事(店に出ずっぱりの事)なんだけど空いてるかな?」、
スケジュールは見るまでもない。「ちょっと待って下さい、今スケジュール帳を観てみます」
もったい付けることだけは忘れない。

「空いてます空いてます」、
普通はここでギャラの交渉に入るらしいがそんな事をする余裕すら無い。
「ゼヒ演らせて下さい」数人候補が有ったらしいが、このギャラの交渉しなかった事の印象が良く、僕に決まった!
場所はというと 横浜はjazzの老舗エアジンの直ぐ近く。 
しかもバンマスはBASSの栗田八郎と言って jazz界では有名人らしい。 
らしいと言うのは俺は知らなかっが、
昔 白木秀雄(Ds)グループが国際的に有名なベルリンのJAZZフェスティバルでのレコード(当時はレコード)にも参加しているというような、
日本では屈指の人だったのである。仕事場はライブハウスというよりも、
パブみたいな感じ、毎晩ハウスバンドの生演奏が聴きながらお酒を飲む、
可愛子チャンも何人かいて ゴージャスな一時を! と そんな店だったと記憶する。

メンバーは Bs 栗田八郎、TSax 尾山修、P 平原ナントカ(忘れた)
Ds 中野祐次 Vo フーチャン(ニックネームしか覚えていない)で、
ちなみにその彼氏がベース弾きで、ガンジーと呼ばれていた。
たまに遊びに来ては弾いて行った。 
これもニックネームしか分らない。 
だって今からもう24年くらい前の事だもの・・・・・と言い訳!
(この文章は6年くらい前)
この頃の僕の実力は皆に及ばず迷惑を沢山かけたであろう事は容易に想像出来る。

その証拠は、行く度に文句(アドバイスだって)言われた内容から諸解することが出来よう。 
休憩中メンバーと一緒に話をしていたら「何してるんだ!you はそんな暇無いだろう、練習しろ!」
それからの休憩時間は練習パット持って外に出て練習。

悔しさをかみ締めながら、修行の日は過ぎて行った。
そんなある日、クサリかけてる僕の側に来てピアノの平原さんがこんな事を言うのだった。
「君は良いヨ、色々言われて、俺なんか何にも言ってくれないもんナー」
「悪い所が無いからじゃないですか?」と僕、
「それは違うよ、イントロもエンディングも皆一緒(決まったパターンしか出来ない、と言う事)諦められてんのサ!」

当時は良い悪いも分らなかったが、さすがに今は良く分る、
「この人良いな」と感じるプレイヤーは インプロビゼイションは当然、
イントロやエンディングのパターンを幾つも持っていて、
曲に色んなバリエーションを付ける事が出来る。

そうする事により心地良い緊張感生まれ、曲全体が生まれ変わるのだ。
「今日はこういう気持ちにさせてくれた~!」
このテンションは尊い。

たとえ同じ曲でも日によって気分は変わる。
色んなアプローチの方法は手に入れるべきであろう。

色々言われる事、それは只の文句では無く、注文であり、
それは自分に取って治さなくてはいけない事柄なのだから、吸収して頑張れば良いのだ。

そう言われてみると、栗田さんのボーヤを何回かやらせて頂いた事もあったナー。 
ある時はTV の撮り、それからレコーディングの時も思い出される。
それは森本洋子さんというピアニストの録音だった。 
プレイ中 「ウ~ウ~・・・・・ウアァ~ア~・・・・・」、
声が出てしまう人が居る、栗田さんもその一人。
演奏しながらツイツイ唸ってしまう。
決して悪い事ではないと思う。 
歌いたい気持ちでプレイする訳だから声が出てしまうのも自然では無いだろうか?
続く・・・・・
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